もうすぐクリスマス。子どもたちは、サンタさんがきてくれるのを楽しみにしていることでしょう。
そんな今の時期におすすめのクリスマス絵本を、4冊ご紹介します。
どの絵本も、実際に子どもたちの前で読み聞かせをして、反応がとても良かったものばかり♪
少し長い絵本もあるので、年少以上の子どもがより楽しめますよ。
1冊ずつ、読む時間の目安もあわせてご紹介しますね。
(※読む時間は私が読んだときの時間なので、あくまで目安です)
目次
クリスマスおすすめ絵本1.「サンタのいちねんトナカイのいちねん」
<読み聞かせ時間目安> 2分40秒
<内容>
この絵本は、はじめにサンタさんの1年が描かれています。
クリスマスまでの1年間、サンタさんはいったい何をしているんだろう?って思ったことはありませんか?
読み進めていくと、いよいよクリスマス・イブになり、トナカイさんがサンタさんを訪ねてくるところになったら、次にトナカイさんの絵が描いてある裏表紙の方から絵本を読みます。
今度はトナカイさんの1年が紹介されていき、最後はみんなのところへ…。
しかけもあって短い絵本なので、2~3歳さんからでも楽しめる絵本です。
そして、特にトナカイさんの1年の過ごし方がお気に入りです^^
お話会のときは、この絵本の内容を2択クイズにして「サンタさんは夏の間、何をしていたでしょうか。これとこれ、どっちかな~?」などと、子どもたちに答えてもらうと、大盛り上がりでしたよ。
クリスマスおすすめ絵本2.「とのさまサンタ」
<読み聞かせ時間目安> 5分30秒
<内容>
お殿さまが外国のお客様からクリスマスの本をもらったことがきっかけで、「わしもクリスマスをしてみたい」と、家来たちを巻き込んでいき、最後はお殿さま自身がサンタに変身するコメディです。
どんどん無茶を言うお殿さまと家来のやりとりがおもしろく、意外な展開で笑える絵本ですよ。
この絵本は、1988年に佑学社から出版されていたものが2000年にリニューアルされて、新たにリブリオ出版から出版されました。
内容が少し変わっているので図書館で借りて両方読み比べ、子どもと「どっちが好き?」と感想を伝えあうのも視点の違いが感じられておもしろいかもしれません。
お話会で読んだときは、子どもたちも「えー!?」とツッコミを入れながら楽しそうに見てくれましたよ。
クリスマスおすすめ絵本3.「クリスマスのふしぎなはこ」
<読み聞かせ時間目安> 2分50秒
<内容>
美しい絵と、意外な展開で惹きつけられる絵本です。
ある日、主人公の「ぼく」がふしぎな箱をみつけました。中にはなんと、サンタさんがいるではありませんか。
「ぼく」がその箱を持って帰り、サンタさんの様子を見てみると、クリスマスが近づくにつれてサンタさんは子どもたちのところに行く準備を進めています。
森の中をソリで走って、街の上を飛び、そして最後は「ぼく」の町にやってきました。
急いでベッドに入り眠った「ぼく」が起きてからみつけたものは…。
我が家の6歳の娘も箱が大好きで、たくさんためこんでいます。
「ある日みつけた箱に、サンタさんが入っていた」というお話に、最初は「えっ!?」と思いましたが、素敵な絵とほんわかした家族のやりとりに、すーっとこの絵本の世界に入っていけます。
「サンタさん、今は何をしているのかな?」と、子どもと一緒にワクワクしながらページをめくれる本ですよ。
クリスマスおすすめ絵本4.「クリスマスオールスター」
<読み聞かせ時間目安> 2分40秒
<内容>
「さつまのおいも」で人気の絵本作家・中川ひろたかさんのクリスマス絵本です。
クリスマスの日、みんなでツリーを飾って準備をしていると、「いいなぁクリスマス」と、押し入れからいろいろな物が出てきます。
こいのぼりやおひなさま、玉入れや扇風機、節分の鬼までやってきて、最後はみんなで楽しくクリスマスパーティー。
イキイキとした絵と、押し入れの中に入っていた物たちのぼやきがクスリと笑える絵本です。
サンタさんが来た場面はみんなの喜びが伝わってきて、娘も「わぁ~!」と、しばらく見入っていましたよ。
まとめ
お話会で実際に読んで、子どもたちに好評だったクリスマス絵本をご紹介しました。
どれも素敵な絵本なので、何回でも繰り返し読みたくなりますよ。
子どもと一緒にいろいろと想像をふくらませながら、素敵なクリスマスをお過ごしくださいね。