「どんなにきみがすきだかあててごらん」は、1995年に発行されました。
【贈り物にしたい絵本】としても人気です^^
今回はこの「どんなにきみがすきだかあててごらん」について、
読むときの目安時間・対象年齢・絵本のあらすじ・3つの魅力をご紹介します。
目次
読み聞かせ時間目安・対象年齢
読み聞かせ時間:5分 30秒
対象年齢:4歳から
(※読み聞かせ時間は私が読んだときの時間なので、人によって多少変わります)
あらすじ
仲良しのチビウサギとデカウサギ。2匹はいつも一緒です。
「どんなに、きみがすきだか あててごらん」
チビウサギが聞きました。
「そんなのわからないよ」というデカウサギに向かって、チビウサギは腕を思いっきり伸ばして言います。
「こんなにさ」
すると、デカウサギは言います。
「ぼくは、こーんなにだよ」
確かに、デカウサギの腕はチビウサギよりもずっと長いのです。
チビウサギは、もっともっとデカウサギへの気持ちを伝えようとします。
するとデカウサギは……?
魅力1.気持ちを伝えようと一生懸命なチビウサギが愛らしい
「どれだけきみが好きか」をデカウサギに伝えたくて、腕を必死に伸ばしたり、飛び回ったりするチビウサギ。
その、自分にできる精一杯で相手に伝えようとする姿が、本当にいじらしく愛らしいです^^
魅力2.お互い大好きな2匹の関係があったかい
気持ちを伝えたくて一生懸命なチビウサギを、いつもにっこりしながら受け止めているデカウサギ。
でも、デカウサギだってチビウサギのことが大好きなんです♪
ついつい「ぼくはこーんなにだよ」と、チビウサギに対抗するように伝えてしまうんですよね。
どれだけ相思相愛なんですか~(笑)
魅力3.何度も何度も読みたくなる優しいことばと絵がいい
この絵本の絵は、とてもやわらかで透明感のある色彩とタッチで描かれています。
豊かな自然に囲まれた世界は、ゆったりと時が流れていくようです。
その穏やかな世界で、「ぼくのほうが、こんなにすきだよ」というやりとりの繰り返しは、子どもたちにとっても心地よいものなのでしょうね^^
まとめ
「どんなにきみがすきだかあててごらん」の紹介をしました。
この絵本を読んでいると、ストレートに好きな気持ちを伝えることって素敵なことだな、と思えます^^
子どもたちやパートナー、友人たちにも、しっかり気持ちを伝えていきたいものですね。
今日ご紹介した絵本の他に、年齢別のおすすめ絵本や、読み聞かせのコツなどをまとめた記事がありますので、こちらもチェックしてみてくださいね。
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