「なつのいちにち」は、2004年に発行されました。
先日、小学校3年生の朝読で読んだときには、ページをめくるたびに「おー!」と子どもたちから声があがったり、クライマックスにはしーんとなって見入ったりしてくれましたよ。
今回はこの「なつのいちにち」について、
読むときの目安時間・対象年齢・絵本のあらすじ・3つの魅力をご紹介します。
目次
読み聞かせ時間目安・対象年齢
読み聞かせ時間:5分7秒
対象年齢:4歳から~
(※読み聞かせ時間は私が読んだときの時間なので、人によって多少変わります)
あらすじ
暑い夏の日、「ぼく」はクワガタのいる山に向かって走り出した。
青い空、白い雲、セミの声の大合唱のなか、走る走る走る。
やっと着いた、クワガタがいる山。
果たしてクワガタは採れるのか!?
魅力1.夏があふれ出す!鮮やかな色彩の絵
絵本を開くと、ジリジリとした日射しや、セミの声が聞こえてきそうなくらい夏が感じられる絵です。
青い空にまっ白な入道雲や濃い緑の草も、夏ならではの色合いで描かれていて、夏の匂いまで届きそう。
魅力2.思わず引き込まれるダイナミックな構図
鳥が空から見下ろしたような、一面緑の田んぼが広がったかと思えば、地面スレスレから見上げたような迫力満点の絵が魅力的です。
さりげなく細かなところまで描きこまれているので、じっくりと眺めたくなります。
魅力3.手に汗にぎる!あきらめずに何度もチャレンジする姿に引き込まれる
最後に「ぼく」がクワガタを採る場面は、思わず集中して見いってしまいます。
ものすごく高い木の上にクワガタがいるので、「ぼく」が何度がんばっても、なかなか届きません。
失敗しても失敗しても、それでもあきらめずにチャレンジする「ぼく」を見ているうちに、「がんばれ!」と声援を送ってくれる子どもも出てきます^^
まとめ
「なつのいちにち」を紹介しました。
この絵本は、大型絵本があるので、大勢の子どもたちの前で読み聞かせをするときにもおすすめですよ。
夏休みに親子で楽しんでみてはいかがでしょうか?
今日ご紹介した絵本の他に、年齢別のおすすめ絵本や、読み聞かせのコツなどをまとめた記事がありますので、こちらもチェックしてみてくださいね。
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