おすすめ絵本まとめ

秋に読みたくなる絵本4選!おすすめ年齢別・あらすじ・読み聞かせ時間

すっかり秋らしくなりましたね。

この記事では、私が秋になったら読みたくなる絵本4冊をご紹介します。

どれも本当におもしろく子どもたちにも人気なので、ぜひ読んでいただきたいものばかり♪

 

それぞれ、おすすめの年齢・あらすじ・読み聞かせ時間・絵本の魅力 も合わせてお伝えしますので、読み聞かせの参考にしていただけると嬉しいです。

 

Hanako
それではさっそくご紹介します♪

 

目次

1.「オニじゃないよ おにぎりだよ」3歳~(6分30秒)

あらすじ

山の中で暮らしている3匹のオニたちは、いつも大好きなおにぎりを食べています。

ある日、山に来た人間がオニに驚き、おにぎりを落として逃げていきました。

しばらくたってからそのおにぎりを見つけて食べたオニたちは、あまりのまずさに驚きます。

そして、なんと大量のおにぎりを作り出しました。

「こんなまずいおにぎりを食べているなんて、人間どもがかわいそう」

「まってろよ、今すぐおいしいおにぎりを届けてやるから」

なんとお人よしのオニたちは、なにやら勘違いをしてせっせと人間たちのためにおにぎりを作ります。

人間たちに怖がられても、そのことに全然気づかずおにぎりを届け続けるオニたち。

さて、この先はいったいどうなるのでしょう?

 

絵本の魅力

この絵本に出てくるオニたちは、いたって大真面目なのですがちょっとズレていて、見ている方は「そうくるの!?」とびっくりしてしまいます。

でも、その真面目さとおにぎりへの愛の深さに、ついついオニたちを応援したくなるのです^^

オニたちの作るおにぎりは、どれもとってもおいしそうなので、読んでいるとお腹がすいてきそう。

子どもと一緒に「どのおにぎりが好き?」と、じっくり絵本を眺めてみるのもいいですね♪

 

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2.「どうぞのいす」2歳~

 

あらすじ

この絵本は、うさぎさんが椅子を作ったところから始まります。

完成した椅子を、うさぎさんは大きな木の下に置くことに。

椅子の隣には「どうぞのいす」と書いた立て札を立てておきました。

そこへ最初にやってきたロバさん。

どんぐり拾いの帰りで疲れていたので、「どうぞのいす」の上にどんぐりを置いておひるねをします。

そこにくまさんがやってきて、どんぐりを全部食べてしまいました。

けれど、そのままにしておいては

「あとのひとにおきのどく」

と、はちみつを代わりに置いていきます。

…そんな風にどんどん動物がやってきて、椅子の上に置いてあるものが入れ替わっていきます。

さぁ、ロバさんが目を覚ましたときには、椅子のうえには何があるのでしょうか。

 

絵本の魅力

なんとも言えない、やわらかく優しい色合いのイラストで、出てくる動物たちの表情もほんわかのんびり。とてもかわいらしい絵本です。

小さな子どもは繰り返しのお話が大好きです。この絵本も、いろいろな動物たちがやってきて食べ物を置いていく繰り返しの話なので、子どもは、安心しながらお話を楽しめます。

自分だけがいいのでなく、あとからやってくる人のことを考える優しい気持ちも感じられて、読み終わったあと、心があたたかくなります。

 

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3.「ひとつぶのおこめ」小学校中学年~

 

あらすじ

むかし、インドに一人のケチな王様がいました。

王様は「皆のために」と言うことで、民からお米を集めていました。

ある年ききんがやってきて、民が苦しんでいるのに、王様はお米をわけるどころか自分だけ宴会を開こうとします。

村娘の賢いラーニはある計画を立て、王様から前の日にもらった倍の数のお米を30日間もらう約束をとりつけました。

1日目は1粒、2日目は2粒、3日目は4粒、4日目は8粒…とお米をもらうラーニを馬鹿にしていた王様でしたが、後半になるとお米の数は莫大な数に…。

30日後、ラーニのおかげでケチな王様は改心し、良い王様になりました。

 

絵本の魅力

極彩色と金色が豪華で、思わず見とれてしまうほど美しい絵本です。

ケチで民のことを大切にしていない王様を、村娘のラーニが思いもよらない方法でこらしめたことに「すごい!」と感心・感動する痛快なストーリーも魅力

 

そしてラーニが王様からもらうことになったお米の数の増え方が、とにかくすごいです。

1日目は1粒、次の日からは前日の倍の数をもらい続けていると、30日目にはなんと、5億3687万0912粒に!

30日間でもらったお米の合計は、いったいどれくらいになるか想像つきますか!?(答えはブログ記事↓)

算数の不思議さや面白さが視覚的にも伝わってくる絵本で、小学校高学年の子どもたちも感動していました。

 

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4.「ばけばけはっぱ」0・1歳~

 

あらすじ

いろんな葉っぱが落ちているね。

あれ?誰かがかくれているよ。

いっしょにふーっと吹いてみよう。

ふーっ!

出てきたのは、だあれ♪

 

絵本の魅力

パッと目を引く色とりどりの美しい葉っぱに、思わず見とれてしまう絵本です。

また、ページをめくるたびにチラリと顔をのぞかせる動物たちが、どれもユーモラスでかわいい♪

親子で一緒に、「次はなにかな?」と考えたり、一緒に息を吹きかけたりする瞬間は、とっても楽しくて幸せなひとときです。

親子のふれあいを楽しみながら自然も感じられる、素敵な絵本です。

 

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まとめ

【秋になると読みたくなる絵本4選】をご紹介しました。

お家で読むだけでなく、保育園や幼稚園、小学校の読み聞かせにもおすすめのものばかりです。

どの絵本も、子どもたちが毎回とっても楽しんでくれますよ♪

 

Hanako
おすすめです!

 

  • この記事を書いた人

Hanako

保育士歴20年・読み聞かせ歴25年のHanakoです。 現在、Webライターとして子育て・暮らし・保育コンテンツの執筆・制作をしています。 小学校や図書館の読み聞かせボランティア団体に所属。お話会を開催しています。 好奇心旺盛・おいしいものが大好き♪

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