こんにちは、Hanakoです。
この絵本「オニじゃないよおにぎりだよ」と出会ったのは、小学校のお話会で読む絵本を選んでいたときのこと。
私自身、一度読んだら大好きになり、お話会で読んでみたら子どもたちにも大ウケでした。
これまでに何度、この絵本を読み聞かせしてきたことか…^^
今日は、この「オニじゃないよおにぎりだよ」について、読むときの目安時間・対象年齢・絵本のあらすじ・3つの魅力をご紹介します。
目次
読み聞かせ時間目安・対象年齢
読み聞かせ時間:6分30秒
対象年齢:4歳から~小学校低学年
(※読み聞かせ時間は私が読んだときの時間なので、人によって多少変わります)
あらすじ
この絵本は、おにぎり好きなオニたちが、ある日、人間の作ったおにぎりを食べるところから始まります。
山の中で暮らしている3匹のオニたちは、いつも大好きなおにぎりを食べています。
ある日、山に来た人間がオニに驚き、おにぎりを落として逃げていきました。
しばらくたってからそのおにぎりを見つけて食べたオニたちは、あまりのまずさに驚きます。
そして、なんと大量のおにぎりを作り出しました。
「こんなまずいおにぎりを食べているなんて、人間どもがかわいそう」
「まってろよ、今すぐおいしいおにぎりを届けてやるから」
なんとお人よしのオニたちは、なにやら勘違いをしてせっせと人間たちのためにおにぎりを作ります。
人間たちに怖がられても、そのことに全然気づかずおにぎりを届け続けるオニたち。
さて、この先はいったいどうなるのでしょう?
魅力1.一度見たら忘れられない!シゲタサヤカの個性的なイラスト
絵本の表紙でもわかるように、作者のシゲタサヤカさんのイラストは、とっても独特な白目キャラが出てきます。
「白目キャラ」ってなんだか怖そうですが、全然そんなことはなく、登場人物の表情や背景など、ついついじっくり見入ってしまうほど絶妙な表現なんですよ。
まさに、一度見たら忘れられない個性的なイラストが魅力です。
そして、はっきりくっきりとした絵で遠目がきくので、30人くらいの読み聞かせでも後ろの子までしっかり見えます。
魅力2.ユーモラスで魅力的なキャラクター
シゲタサヤカさんの絵本のキャラクターは、どこかちょっととぼけていて笑えてしまうキャラクターばかり。
この絵本に出てくるオニたちも、本人たちはいたって大真面目なのですがちょっとズレていて、見ている方は「そうくるの!?」とびっくりしてしまいます。
でも、その真面目さとおにぎりへの愛の深さに、ついついオニたちを応援したくなるのです^^
おなかがすいてきちゃう。
魅力3.うふふと笑えて明るい気持ちになれるストーリーとオチ
最初はどうなることかと思うような展開だけれど、最後はとっても明るくて楽しい気持ちになれるストーリーなので、何度でも読みたくなります。
絵本の読み聞かせ時間が6分30秒というのは結構長い方と言えますが、その長さを感じさせず、最後までお話の世界にぐっと惹きこまれますよ。
読み聞かせをしながら、最後のオチの前で自分も思わず笑いそうになってしまいます。
まとめ
今回は、「オニじゃないよおにぎりだよ」の紹介と魅力をまとめました。
実はこの絵本、絵本の表紙カバーを使って、いろんなおにぎりを作ったり、なんと自分もおにぎりになったりできちゃうのです♪
私はもったいなくて実際には作っていませんが、表紙カバーをカラーコピーして作ってみても良さそうですね。
遊び心満載の楽しいストーリーに気持ちが明るくなる「オニじゃないよおにぎりだよ」、一度読んでみてくださいね。
おすすめです。