「はらぺこあおむし」などで有名な絵本作家、エリック・カールさんが、5月23日、91歳でお亡くなりになりました。
今調べたところ、エリック・カールさんの代表作とも言える「はらぺこあおむし」は、1976年発行だったのですね!
45年前に作られた絵本とは思えないほどの、色鮮やかでイキイキとした動物や虫たちは、まったく古さを感じさせず不変の魅力が輝いています。
この記事では、こんなにも素晴らしい絵本をたくさん生み出してくださった、エリック・カールさんへの感謝の気持ちをこめて、私の好きなエリック・カールさんの絵本を、7冊ご紹介します。
目次
1.はらぺこあおむし
保育園や幼稚園では、必ずと言っていいほど、読み聞かせに使われている絵本です。
私が参加している読み聞かせグループでも、大型絵本や人形劇、ミュージックシアターなどで、何度も登場しています。
卵から生まれた、ちっぽけなあおむしが、どんどん食べて、ぐんぐん大きくなり、最後はとてもきれいなちょうちょになる、というお話は、何度見ても飽きません。
穴の開いている食べ物をめくっていく絵本のしかけも、子どもたちは大好きなんですよね♪
2.パパ、お月さまとって!
お月見のシーズンには必ず、それ以外のシーズンでもよく読んでいる絵本です。
ダイナミックなしかけがいくつもあり、読むほうにとっては、しかけを開くときには失敗しないようちょっと緊張しますが(笑)、子どもたちはとても引き込まれて、最後まで集中して楽しんでくれます。
娘のために、お月さまを取りにいってくれるパパもやさしい♪
「月が小さくなって、また大きくなる」という自然の不思議さも感じられる絵本です。
3.できるかな?あたまからつまさきまで
さまざまな動物が登場し、その動物の動きと同じような動きをまねっこする絵本です。
幼稚園の遊戯室で、この絵本の歌が入ったCDをかけながら、みんなで歌に合わせて楽しく動いたこともあります♪
雨が降って外で遊べないときは、この絵本を見ながら、親子で体を動かすのもいいですね^^
いろいろな動きがあって、とっても楽しいですよ♪
4.やどかりのおひっこし
やどかりは、自分の体の大きさに合った貝殻をみつけてお家にします。
最初は地味だった家でしたが、サンゴやヒトデが一緒に暮らしてくれることになり、みんなでなかよく過ごしていました。
けれど、やどかりが大きくなって家が狭くなり、引っ越しをしなくてはなりません。
みんなとのお別れはさみしいけれど……、というお話です。
心あたたまるラストと、我が子の成長を思わず重ねてしまうのは、私だけでしょうか^^
5.ホットケーキできあがり!
朝ごはんにホットケーキを食べたくなること、って、ありますよね。
ジャックもそうでした。
お母さんに言うと、まずは畑の小麦を収穫し、脱穀して粉にするところから始めることに!
普段、当たり前のように身の周りにあるものは、どのようにして手に入れられるものなのか。
ページをめくりながら、ホットケーキができるまでの過程を、ジャックと一緒に体験できる絵本です。
5.みつばちとどろぼう
楽しいしかけがたくさんの絵本です。
しっかりとした作りなので、安心して楽しめます。
目や手足が動いたり、ちょうちょが現れたり♪
「みつばちハニーがせっせと集めた蜂蜜を、蜜どろぼうのくまが近づいてくる」という、ドキドキのお話です。
7.ゆっくりがいっぱい!
まわりが「はやく!」「いそいで!」と、バタバタしているなかで、のんびり、ゆっくり、おっとりと暮らすナマケモノ。
この絵本を読んでいるうちに、なんだか心がゆったりとしてきます。
見開きいっぱいに描かれた、色鮮やかな美しい絵も本当に素敵で、癒されます。
子どもよりも、むしろ大人向け、かも!?
まとめ
エリック・カールさんの絵本のなかで、とくに私が好きな7冊をご紹介しました。
ワクワクや夢、そして愛あふれる絵本をたくさん生み出してくださった、エリック・カールさん。
エリック・カールさんの絵本は、これからもずっと、読み継がれていくのでしょうね^^
ありがとうございます。
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