谷川俊太郎さん作・和田誠さん絵による、伝言ゲームの絵本版です。
言葉遊びが楽しく、一度見たら忘れられない絵本なんですよ。
今回は「 これはのみのぴこ 」について、
読むときの目安時間・対象年齢・絵本のあらすじ・3つの魅力をご紹介します。
目次
読み聞かせ時間目安・対象年齢
読み聞かせ時間: 5 分 30 秒
対象年齢: 4・5歳から
(※読み聞かせ時間は私が読んだときの時間なので、人によって多少変わります)
あらすじ
「これは のみの ぴこ」
「これは のみの ぴこの すんでいる ねこの ごえもん」
というように、どんどん言葉が増えていきます。
最初は一行だった言葉が、最後のページでは15行に!
最後はどんな展開になっているのかな?
魅力1.どんどんつながる言葉あそびがおもしろい
日本を代表する詩人谷川俊太郎さんの言葉と、和田誠さんのほのぼのとした絵が絶妙にマッチした絵本。
「おすもうさん」「市長」「選挙」「ホルン」など、子どもが普段使わない言葉が次々と出てくるので、とても新鮮でおもしろいです。
そして、歌手やお団子屋さん、歯医者さんにどろぼうなど、登場人物がバラエティに富んでいるのも楽しいですよ。
魅力2.ありそうでなさそうなお話がおもしろい
「おすもうさんとピンポン」
「市長の入れ歯を作った歯医者さんのホルンの先生」
など、「なんじゃそれ!?」という展開がおもしろいです。
のみのぴこに始まり、〇〇に終わる。
読み終えたとき、なんだかすっきりと納まる絵本です。
魅力3.一息で一気に読むとおもしろい
この絵本、最初は言葉が短いのですが、最後はかなり長いです。
「これは」のあと、深く息を吸って、息継ぎなしに一気に最後まで読むと、子どもたちも引き込まれて(息が続くか心配して!?)身を乗り出すように見てくれますよ。
でも、一息に読もうとしてあまりにも苦しくなっては、子どもたちが絵本よりも読み手の方を心配してしまいます。
そうなっては、せっかくの絵本が楽しめませんので、無理をせず、自分が読みやすいペースで読むとよいでしょう。
読むときに文字に集中することです。
まとめ
「これはのみのぴこ」のご紹介をしました。
読む速さを変えると絵本の印象もガラッと変わって、それもまたおもしろいです^^
子どもと一緒に、一度読んでみませんか?
おすすめです。