ユニークなタイトルの絵本、「やんすけとやんすけとやんすけと」は、日本の昔話をもとにして作られ、1988年に発行されました。
今も活躍中の一流画家、梶山俊夫さんの絵は、とてもイキイキとしていて、ぐいぐい引き込まれます。
今回はこの「やんすけとやんすけとやんすけと」について、
読むときの目安時間・対象年齢・絵本のあらすじ・3つの魅力をご紹介します。
![](https://hanakoiine.com/wp-content/uploads/2020/12/mama-アイコン.png)
目次
読み聞かせ時間目安・対象年齢
読み聞かせ時間: 7分 40秒
対象年齢: 4歳から
(※読み聞かせ時間は私が読んだときの時間なので、人によって多少変わります)
あらすじ
ある日、きこりのごんさんは、狩人に追われていたきつねを助けます。
そのきつねがお礼にくれたつぼは、なんと、中に入れた物を何でも増やしてしまうのです。
試しに、息子のやんすけが持ってきてくれたおにぎりを入れてみると、おにぎりは食べきれないほど増えました。
もったいないので、やんすけがつぼに入ると、やんすけまでもがどんどん増えて大変。
このあと、いったいどうなってしまうのでしょうか。
魅力1.なんといっても話がおもしろい
この絵本、私も初めて読んだのですが、最初のページから、すっとお話の世界に入り込めます。
出だしもさすがです。
きこりのごんさんは はたらきもの。
きょうも、やまで、おおきなきを きっていました。
ぽたぽたあせをながしながら、
それでも ぎいすこぎいすこ。
ね、もう続きが気になりませんか?
このあと、あらすじで紹介したように、ごんさんは、入れたものが何でも増える不思議なつぼを手に入れます。
まず、おにぎりを入れてみるのはわかりますよ。
でも、ごんさんの息子のやんすけ。
きみは入っちゃいけないんじゃ……。
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その後、なんとお母さんが、手を滑らせてつぼを割ってしまうのです!
最後まで、ハラハラしながら目が離せません。
魅力2.躍動感ある絵に引きこまれる
この絵本は、お話も手書きの字で書かれています。
その字がまた、味があるのです。
いきいきとした梶山俊夫さんの絵と字が、この絵本の世界にぴったり。
![](https://hanakoiine.com/wp-content/uploads/2021/01/女の人にこにこ.png)
魅力3.明るくほのぼのした最後にほっとする
おかあさんが手を滑らせて、せっかくのつぼを割ってしまいます。
「あーあ」と、とてもガッカリするおかあさんですが、やんすけたちは気にしません。
娘も「いったいどうなるんだろう……」と心配そうに見ていましたが、最後は
![](https://hanakoiine.com/wp-content/uploads/2020/12/うさぎアイコン-300x300.gif)
と、にっこりしていました。
![](https://hanakoiine.com/wp-content/uploads/2021/01/女の人にこにこ.png)
まとめ
今日ご紹介した「やんすけとやんすけとやんすけと」を、昨夜、小2娘に読みました。
最後まで読み終わると、
![](https://hanakoiine.com/wp-content/uploads/2020/12/うさぎアイコン-300x300.gif)
とびっくりしていましたよ。
それだけおもしろく、絵本の世界にしっかり入って楽しんでいたのでしょうね^^
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