1967年に発行された「そらいろのたね」
この本を作られた、なかがわりえこさんとおおむらゆりこさんは、先日ご紹介した「ぐりとぐら」の作者なんですよ^^
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目次
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今回はこの「そらいろのたね」について、
読むときの目安時間・対象年齢・絵本のあらすじ・3つの魅力をご紹介します。
読み聞かせ時間目安・対象年齢
読み聞かせ時間: 5 分 30秒
対象年齢: 3歳から
(※読み聞かせ時間は私が読んだときの時間なので、人によって多少変わります)
あらすじ
ある日、ゆうじがお気に入りの飛行機で遊んでいると、きつねがやってきて飛行機を欲しがりました。
だけどその飛行機は、ゆうじの宝物。
「あげられないよ」と言うと、きつねはそらいろの種を出して、「これと取りかえっこしよう」と言ってきました。
ゆうじは飛行機とそらいろの種を交換し、種を植えてみます。
すると、なんということでしょう!
小さなかわいらしい、そらいろの家が生えてきたではありませんか。
その家はどんどん大きくなり、ゆうじの友達や、森中の動物たちが入れるまでになりました。
そこへきつねがやってきて、あることを言い出します。
そのあと、いったいどんなことが起こるのでしょうか。
魅力1.種から家が!?のワクワク感
まず「そらいろのたね」というだけでも特別感がありますが、この種を植えて水やりをすると、家が生えてきちゃうのです!
家ですよ!?
絵本を見ると、なんともかわいらしい小さな家が、ちょこんと生えています。
見ている子どもたちは、「えー!?家が生えるの??」と驚きながら、続きを楽しみに、わくわくしつつ絵本に集中します。
魅力2.どんどん成長!楽しいね
このお家、なぜか不思議なことに、どんどん大きくなっていきます。
それはまるで「てぶくろ」のお話のよう。
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お家のなかには、最初にひよこ、森の動物たち、そしてゆうじの友達が入っていきます。
そしてぐんぐん大きくなり、最後はお城のようにとてもりっぱな家になるのです。
魅力3.余韻の残るラスト!どう感じる?
大きくなったお家は、きつねが登場し、あれこれやりとりがあったのち、パチンとはじけてしまいます。
「あーあ」
なんともいえないラスト。
思わず子どもたちに感想を聞きたくなりますが、ガマンガマン。
それぞれの小さな胸の中で、何を感じているのでしょうね^^
まとめ
「そらいろのたね」を読まれた方はご存じだと思いますが、絵本のどこかに、みんながよく知っているあの二人(二匹)が登場します。
娘も、みつけた瞬間、
と喜んでおりました^^
こういう遊び心のあるところも、大好きです。
今日ご紹介した絵本の他に、年齢別のおすすめ絵本や、読み聞かせのコツなどをまとめた記事がありますので、こちらもチェックしてみてくださいね。
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