1978年に発行され、それ以来子どもたちに人気の絵本です。
シンプルながらも、きれいな色とやさしい絵で、とってもおいしそうにいろいろな果物を食べていくしろぶたくん。
途中から「いったいどうなっちゃうんだろう!?」という展開になり、最後まで目が離せません。
今回はこの「なにをたべてきたの?」について、
読むときの目安時間・対象年齢・絵本のあらすじ・3つの魅力をご紹介します。
見ている方も、笑顔になりますよ。
目次
読み聞かせ時間目安・対象年齢
読み聞かせ時間: 3分 50秒(子どもとやりとりしながら読んだ時間です)
対象年齢: 2 歳から
(※読み聞かせ時間は私が読んだときの時間なので、人によって多少変わります)
あらすじ
おなかのすいているしろぶたくんが、食べ物を探して歩いていきます。
すると、おいしそうなりんごが!
「りんごりんご、いただきまーす」と、しろぶたくんがパクリと食べると、なんとしろぶたくんのまっしろなおなかが、りんご色に染まっています。
いろいろな果物を食べたあと、しろぶたくんがみつけたのは「せっけん」
ぱくりと食べたしろぶたくんのおなかのなかで、せっけんがぷくんぷくんと膨らんでいきます!
しろぶたくんは、いったいどうなってしまうのでしょう?
魅力1.食べ物色に染まるおなかと、食べるときのしろぶたくんの表情がいい
しろぶたくんがりんごを食べると、おなかがほんのり、赤く染まります。
レモンを食べると黄色に、メロンを食べると黄緑に。
もともとまっしろだったしろぶたくんのおなかが、どんどんカラフルに染まっていきます。
そんな風におなかの色の変化もおもしろいですし、食べ物を食べるときのしろぶたくんの表情がまた、なんともいえずいいんですよね。
魅力2.やさしい絵とお話の展開がおもしろい
ぶたくんがみつけた果物を食べてお腹に色が増えていく、という繰り返しのお話かと思いきや、事態は急展開!
なんとしろぶたくん、せっけんまで食べてしまいます。
「えー!?せっけん食べるの!?」
「おなかいたくなっちゃうよ?」
と、心配しながら見る子どもも。
でも、最後はちゃんと元に戻るので安心してね^^
魅力3.次々と登場するぶたが個性的でおもしろい
しろぶたくんが歩いているときに出会うぶたたちの名前や模様がおもしろいです。
たとえば「はんぷしゃーくん」「ちぢれっけのぶたくん」「ぶちのぶたくん」など、名前も模様もいろいろ。
「ぶた」といえば、しろっぽいピンクのイメージを勝手に持っていましたが、調べてみると、たくさんの種類がいるのですね。
weblio辞書で検索してみると、なんといました!「はんぷしゃーくん」
確かに絵本と同じ模様です!
まとめ
「なにをたべてきたの?」のご紹介をしました。
この絵本には、大きいサイズの大型絵本があるので、お話会にもぴったりですよ。
絵本の最後に、表紙と裏表紙を開いて、おなかに色がついているしろぶたくんを見せながら、
「しろぶたくんは、何を食べてきたっけ~?」
と子どもに聞いてみると、
「りんご!」「ぶどう!」
など、それぞれに答えてくれます^^
お話に出てこなかったピンクは、何の食べ物でしょうね?
それを一緒に考えるのも楽しいかも♪
「なにをたべてきたの?」おすすめです。
今日ご紹介した絵本の他に、年齢別のおすすめ絵本や、読み聞かせのコツなどをまとめた記事がありますので、こちらもチェックしてみてくださいね。
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