「アリのたんけん」は、2016年に発行されました。
世界的に著名な昆虫写真家、栗林 慧(くりばやし さとし)さんが、特別な機材を使って撮影されたもので、それこそ「アリ目線」の、迫力ある写真がたくさん載っています。
虫好きな子どもにはたまらない、そしてとくに虫が好きではない子どもにとっても、興味をそそられる絵本ですよ^^
今回はこの「アリのたんけん」について、
読むときの目安時間・対象年齢・絵本のあらすじ・3つの魅力をご紹介します。
目次
読み聞かせ時間目安・対象年齢
読み聞かせ時間: 3分 10秒
対象年齢: 3歳から
(※読み聞かせ時間は私が読んだときの時間なので、人によって多少変わります)
あらすじ
これから、クロオオアリと一緒に、おいしいごはんを探しにいこう。
最初に出会ったのは、トノサマバッタ。
アリから見たら、こーんなに大きく見えるんだね。
ダンゴムシも、オオカマキリも、迫力満点!
あ、目の前でカブトムシがケンカを始めた!
どっちが勝つのかな~。
そうだ、早くごはんを持って帰らなくちゃ。
いいもの、みつかるかな。
魅力1.すごい迫力の虫たちにくぎ付け
アリのたんけん ぴっかぴかえほん (ぴっかぴかえほん) [ 栗林 慧 ]より
見てください、この迫力!
人間にとっては手のひらサイズのオオカマキリだけど、アリから見たら、怪獣みたいに大きく見えるんですね!
表紙のアリの写真にしても、小さな毛の一本一本まで鮮明に写されています。
こんな写真が取れるのは、栗林さんの開発された「虫の目レンズ」だからこそ。
魅力2.アリになって虫の世界を探検
この絵本では、クロオオアリが自分の家から出てきてごはんを見つけ、家に帰っていくまでを、アリの気持ち!?になって一緒に体験できます。
大きなバッタや、スズメバチ、クマゼミやクワガタなど、いつも見ているおなじみの虫たちが登場するのだけれど、アリの目から見るとどれもこれもでっかい!
見るもの、どれも新鮮です。
草原を通り抜け、木に登り、ごはんを探すアリの探検は続きます。
魅力3.「ここにいた!」アリ探しも楽しめる
この絵本には、さまざまな虫たちが登場します。
そしてどのページも、よーく見てみると、人間から見たアリの大きさが白いシルエットで描かれています。
「どこにいるかな~?」
「あ、ここにいるよ」
と、子どもと一緒に白いアリを探すのも楽しいですよ^^
まとめ
「アリのぼうけん」のご紹介をしました。
栗林慧さんは、他にもアリ目線の絵本を何冊も出しておられます。
どれもおすすめですよ^^
今日ご紹介した絵本の他に、年齢別のおすすめ絵本や、読み聞かせのコツなどをまとめた記事がありますので、こちらもチェックしてみてくださいね。
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