「ぼくはなきました」は、以前ご紹介した、「おこだでませんように」の作者、くすのきしげのりさんの絵本です。
2019年3月に、発行されました。
今回はこの「ぼくはなきました」について、
読むときの目安時間・対象年齢・絵本のあらすじ・3つの魅力をご紹介します。
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目次
参考涙で続きが読めなくなった絵本「おこだでませんように」大人向けかも
くすのき しげのりさん作、石井聖岳さん絵の絵本です。 今回はこの「おこだでませんように」について、 読むときの目安時間・対象年齢・絵本のあらすじ・感想をご紹介します。 Ha ...
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読み聞かせ時間目安・対象年齢
読み聞かせ時間: 5分 50秒
対象年齢: 小学校低学年から~
(※読み聞かせ時間は私が読んだときの時間なので、人によって多少変わります)
あらすじ
今度の参観日、「自分のいいところ」を発表することになった、ぼく。
でも、「自分のいいところ」は、思い出せないのです。
友だちのいいところは、いろいろ思いつくのに、自分のことを考えると、お母さんにおこられたことしか思い出せません。
「ぼくには、いいところがないんだ」
泣きそうになった ぼく に、先生が教えてくれたことは……。
魅力1.人のいいところ・すごいところはよく見える
そうなんですよね。
人のすごいところは、本当によく見えます。
私も、
「この人、すごい!」
と、しょっちゅう思っています。
魅力2. 自分のいいところが見えないときの苦しさ
人のいいところをみつけたとき、ついつい、自分と比べてしまうことって、ありませんか?
「あの人はこんなにすごいのに、私にはできない」
「これだけすごい人がいるのだから、私がする必要ってあるのかな」
などなど、そんな風に思い始めてしまったら、どんどん苦しくなってしまいます。
ぼく も、みんなのいいところはみつかるのに、自分のいいところが全然みつからなくて、泣きそうになってしまいました。
魅力3.あたたかい先生の言葉と笑顔がうれしい
ぼく が困っていると、先生が来てくれて、話を聞いてくれました。
そして、ぼく のいいところを、紙に書いて渡してくれるのです。
本当にすてきな先生!
先生が書いてくれた「ぼくのいいところ」」、なんだったと思いますか?
(ネタバレ注意)
それは、
「ともだちのいいところを たくさんみつけられるのは、あなたのいいところですよ」
と書いてくれたのです。
まとめ
「ぼくはなきました」のご紹介をしました。
この絵本を読んだあと、娘も
と言っていました。
何か感じるものがあったのでしょうね。
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