1966年発行の「おおきなかぶ」は、312万部以上売れている人気ロングセラー絵本です。
子どもの頃に読んだことがある人も多いのではないでしょうか^^
ロシアの昔話を絵本にしたものだそうです。
今回はこの「おおきなかぶ」について、
読むときの目安時間・対象年齢・絵本のあらすじ・3つの魅力をご紹介します。
目次
読み聞かせ時間目安・対象年齢
読み聞かせ時間: 3分
対象年齢: 3・4歳から
(※読み聞かせ時間は私が読んだときの時間なので、人によって多少変わります)
あらすじ
おじいさんがカブのたねをまきました。
「あまいあまいカブになれ。おおきなおおきなカブになれ」
すると、カブはぐんぐん大きくなり、おじいさんだけでは抜けません。
そこでおばあさんを呼んで、いっしょに「うんとこしょ どっこいしょ」
まだまだカブは、抜けません。
孫が来て、犬が来て、猫が来て手伝ってもまったく抜けないカブ。
そしてねずみもやってきましたよ。
大きな大きなカブは、抜けるでしょうか?
魅力1.「うんとこしょ どっこいしょ」の繰り返しが楽しい
あまりにも有名な「うんとこしょ どっこいしょ」の掛け声。
この絵本を読むときは、「うんとこしょ どっこいしょ」のところで、子どもと一緒にカブをひっぱっても楽しいですね♪
最初はおじいさん、次におばあさん、孫、と繰り返しのお話ですが、子どもたちは繰り返しのお話がだーいすきです。
「次はネコが来るはず……」「やっぱりきたー!」と、自分の予想が当たるのも嬉しいのでしょうね。
魅力2.いきいきとしたダイナミックな絵が素晴らしい
この絵本挿絵を描かれた佐藤 忠良(さとう ちゅうりょう)さんは、日本を代表する彫刻家です。
その佐藤 忠良さんの「おおきなかぶ」の絵は、絵本の余白を活かしつつ、見開きいっぱいに広がるダイナミックな絵が本当に素晴らしいです。
そして登場人物たちも、実にイキイキと描かれているんですよ。
最後にカブがぬけたときの、みんなのうれしそうなこと!
登場人物の配置など、奥行きや絵本の世界の広がりが感じられる構図の素晴らしさにも感動です。
魅力3.やっぱり読み終わったあとは実際にひっぱりたい
「おおきなかぶ」のお話は本当に人気があって、絵本以外にも、手遊び・発表会の劇・人形劇・エプロンシアター・手袋シアター・パネルシアターなどなど、いろいろな形で演じられています。
保育園でも、年少クラスの劇でよく使われるんですよ。
大きな大きなかぶを、みんなで「うんとこしょ どっこいしょ」とひっぱって、「すっぽーん」と抜ける楽しさ。
お家でも、ごっこ遊びとして取り入れてみてはいかがでしょうか^^
まとめ
「おおきなかぶ」をご紹介しました。
子どもの頃に読んでもらっていた人は、今でもすらすらとお話を言えるかもしれませんね^^
大人になって改めて読んでみると、また新たな魅力が発見できる絵本ですよ。
「おおきなかぶ」、おすすめです。
今日ご紹介した絵本の他に、年齢別のおすすめ絵本や、読み聞かせのコツなどをまとめた記事がありますので、こちらもチェックしてみてくださいね。
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