2004年に発行された、「うしろにいるのだあれ のはらのともだち」。
ほのぼのとした絵をながめていると、なんだかゆったりとした気持ちになれます^^
今回はこの「うしろにいるのだあれ のはらのともだち」について、
読むときの目安時間・対象年齢・絵本のあらすじ・3つの魅力をご紹介します。
目次
読み聞かせ時間目安・対象年齢
読み聞かせ時間: 2分 40秒
対象年齢: 0・1歳から~
(※読み聞かせ時間は私が読んだときの時間なので、人によって多少変わります)
あらすじ
あ、のはらにブタさんだ。
ブタさんの後ろにいるのはだあれ?
ちょっとだけ見えているのは、ヒツジくんかな。
ひつじくんの後ろに見えている頭は…うしさん。
ほら!ちょうちょさんも飛んできたね。
のはらの友だちが、つぎつぎとやってきましたよ。
最後は誰がくるのかな?
魅力1.いろいろな動物が出てきて楽しい!
この絵本では、「のはらのともだち」が次々と登場します。
表紙を開いた見開きには、ちょうちょを追いかけているカエル。(後からまた登場します)
全部で11種類の生き物が出てくるんですよ^^
そして、見開きいっぱいに描かれた生き物のそばに、次に出てくる生き物の一部がチラリと見えます。
魅力2.後ろ・上・下・前、位置の意味がわかる!
0・1歳さんにはまだ難しいかもしれないけれど、この絵本を読み進めていくと、「ひよこくんの上にいるのはちょうちょさん」「ちょうちょさんの前にいるのはカラスくん」というように、「後ろ」だけでなく、「上」「下」「前」という言葉も出てきます。
絵と一緒に見ることで、「後ろ」ってこういうことか、「上」ってこっちなんだな、ということがよくわかるのですね。
とてもよく考えられている構図なので、いつも見ながら感心してしまいます^^
魅力3.最後のオチでびっくり!
のはらの友だちが順番に出てくるのを見ていたら、
あれあれ!?
最初のブタくんが、また出てきましたよ?
「どうしてかな?」
と思っていると、最後の絵を見て、なるほど納得!
「そういうことか」と、この絵本のすべてが理解できます。
これは大きい子や、大人の方が感動が大きいのではないでしょうか^^
まとめ
「うしろにいるのだあれ のはらのともだち」のご紹介をしました。
この絵本はシリーズになっていて、シリーズ最初の「うしろにいるのだあれ」や、「うみのなかまたち」「サバンナのなかまたち」などがあります。
どれもおもしろいので、よかったら見てみてくださいね。
そして、後ろの見開きに書いてある、作者のふくだとしおさんからのメッセージが書いてあります。
「自分のまわりをもう一度見てください。
きっと誰かいるから」
あなたのまわりにも、きっと誰かがいますね^^
「うしろにいるのだあれ」シリーズ絵本、おすすめです。
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