2016年に発行された「いちにちこんちゅう」。
昆虫大好きな子だったら一度は考えるであろう、
「ぼくも〇〇(昆虫)になってみたいな」
を叶えてくれる絵本です^^
今回はこの「いちにちこんちゅう」について、
読むときの目安時間・対象年齢・絵本のあらすじ・3つの魅力をご紹介します。
目次
読み聞かせ時間目安・対象年齢
読み聞かせ時間:2分 20秒
対象年齢: 1歳から
(※読み聞かせ時間は私が読んだときの時間なので、人によって多少変わります)
あらすじ
こんちゅう、ってカッコいいなぁ。
よし、ぼくも1日、こんちゅうになってみよう。
最初はカブトムシだ!
でも……イテテテテッ!クワガタにはさまれちゃったよ~。
次は、アリ!
家の中が、迷路みたい~~。
次は何になろうかな♪
魅力1.ユーモアたっぷり・昆虫の世界
昆虫好きな男の子が、
「もしも自分が〇〇だったら……?」
と想像しています。
なぜかドヤ顔のカブトムシが、次の瞬間、クワガタにはさまれてジタバタしたり、アリになって、地面の中にある迷路のようなお家の中をさまよったり。
大変だけど、楽しそう♪
かわしまななえさんが描く「昆虫になったぼく」の表情が、とっても豊かでおもしろくて、どんどん引き込まれます^^
魅力2.昆虫の特性がわかりやすい
たとえばアリは、地面の下に、長い通路といくつもの部屋がある家を作ります。
そして、ちょうちょは花の蜜を吸い、フンコロガシは、後ろ足でフンを転がします。
この絵本のお話や絵はとってもユーモラスだけれど、それぞれの昆虫の特性はきちんと描かれているので、子どもと一緒に読んでいて感心することも。
魅力3.キミは何の昆虫になりたい?
物語の絵本など、子どもは読み聞かせが終わってからも余韻にひたっているので、「どうだった?」など、すぐにあれこれ質問しない方がいいです。
けれど、この絵本は別です^^
2歳以上の子どもたちであれば、
「あなただったら、どんな昆虫になりたい?」
と聞いてみると、
わたしはちょうちょ!
ぼくはトンボ
などと、元気な声が返ってくるでしょう。
想像力を刺激してくれる絵本なので、子どもたちと一緒に楽しくイメージして、絵を描いてもいいですね♪
まとめ
「いちにちこんちゅう」のご紹介をしました。
昆虫大好きな子も、ちょっと苦手な子も楽しめる絵本ですよ^^
「いちにちこんちゅう」以外にも、
・「いちにちどうぶつ」
・「いちにちぶんぼうぐ」
・「いちにちうんち」
など、たくさんの「いちにち」シリーズがあるので、そちらも手に取ってみられてはいかがでしょうか^^
おすすめです。
今日ご紹介した絵本の他に、年齢別のおすすめ絵本や、読み聞かせのコツなどをまとめた記事がありますので、こちらもチェックしてみてくださいね。
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